包茎手術が不要な包茎もある？

雑誌やインターネット上の広告を見ていると、包茎は絶対に手術で治すべきものだとのイメージを持ってしまうケースがあります。

しかし、それは間違った認識なので、手術が必要ない包茎があることをしっかりと知っておきましょう。

手術を受けるのは決して悪いことではありませんが、正しい知識を持たずに、周りの雰囲気で行うのはおすすめできません。

仮性包茎ならば無理に手術する必要はない

包茎というと、身体によくない影響を及ぼしたりニオイの元になったりなど、あまりよくないイメージを持つ方もいるはずです。

そのため、自身のペニスが包茎の場合は、手術を受けて、余分な皮を取り去ってしまったほうがよいと考える方もいるでしょう。

しかし、包茎には種類があって、仮性包茎ならば、無理に手術を受ける必要はありません。

仮性包茎というのは半分皮が被った状態で、きちんと清潔にすれば、健康への悪影響やニオイの問題は発生しないからです。

簡単に皮が剥けるため、清潔にするのはまったく難しくはなく、毎日お風呂に入っているのなら深刻なデメリットはないでしょう。

もしも、それでも健康面での不安を感じてしまうなら、銭湯や温泉を訪れて、さりげなく他者のペニスをチェックしてみることをおすすめします。

そうすれば、半分皮の被った状態の亀頭の男性が、かなり存在するのが分かるはずです。

もしも、本当によくない影響を及ぼすのなら、仮性包茎を放置しておく方は少ないでしょう。

ちなみに、銭湯や温泉では、見栄で皮を剥いて亀頭を露出した状態にする方もそれなりにいるため、実際に観察した以上の男性が仮性包茎の可能性があります。

コンプレックスに感じているなら手術を受けよう

健康面でのデメリットがほとんどないからといって、絶対に包茎手術が不要だというわけではありません。

もしも、仮性包茎であっても、コンプレックスに感じているのならば、スッキリするためにも皮を切ってもらったほうがよいでしょう。

ペニスのコンプレックスは、恋愛にも大きな悪影響を及ぼすので、悩んでいるのなら仮性包茎でも手術を考えるべきです。

なお、コンプレックスに感じている仮性包茎を治すのなら、完璧な手術を望まなければ後悔してしまいます。

なぜならば、医者の腕によっては、切ったということが丸わかりのツートンカラーになる場合があるからです。

それでは、手術したのが周囲にバレバレなので、仮性包茎が治ったとしても、新たなペニスの悩みができ上がってしまいます。

そのため、見た目で悩んでいるのなら、完璧な手術をしてくれるクリニックにお願いして、自然な仕上がりのペニスを作り上げてもらいましょう。

施術方式が決まっている保険診療の泌尿器科では難しいですが、先進的な施術も受けられる自由診療のメンズクリニックならば完璧を望めます。

ただし、自由診療のクリニックにて包茎手術を受ける場合は、いろいろなオプションを勧められる可能性があるので、気をつけなければいけません。

それは、亀頭の増大だったり、長茎手術だったりしますので、必要がなければハッキリと断るようにしましょう。

断ったとしても、丁寧な手術を行ってくれることには変わりないので大丈夫です。

どのタイプの包茎なのか知るためには

男性の包茎の種類は仮性包茎以外にも二つあるので、それらを知って、自分がどのタイプかしっかりと見極める必要があります。

まず、亀頭に包皮に完全にくっついている真性包茎という状態があります。

真性の場合は、皮が癒着してしまっているため自身の手で無理矢理剥こうとすると、出血などの恐れがあるのでやめておきましょう。

真性包茎の場合は、亀頭を清潔に保つことが難しく、性行為にも支障をきたす場合があるので、手術を受けたほうがよいです。

もしも、何の問題もなく皮を剥くことができたのなら、仮性包茎だと考えても大丈夫です。そして、もっとも厄介な包茎のタイプが、カントン包茎と呼ばれるものです。

これは、包皮口が狭く、勃起したときに、ペニスを皮で締め付けてしまう状態をいいます。

締め付けによって、ペニスがダメージを受けるケースがあるので、カントン包茎の場合は、できる限り早く治療を行うことをおすすめします。

もしも、自身の包茎のタイプがハッキリとしないのなら、一度クリニックを訪れて、ドクターに診察してもらうとよいです。

診察を受けるのを恥ずかしく感じるかもしれませんが、ドクターは毎日何本ものペニスを診察しているため気にする必要はないです。

ドクターに包茎のタイプをきちんと教えてもらった上で、手術を受けるべきかどうか判断しましょう。

包茎について悩んでいるのなら、その悩みの原因がどこにあるのかしっかりと考えるようにしましょう。

例え、仮性包茎で日常生活は問題なく、早急な手術が必要でない場合であっても、気になりすぎて精神な負担となっているのなら手術を受けたほうがよい場合もあります。

一人で悩んでいて、答えが見つけられそうもないのなら、クリニックが行っているカウンセリングの利用をおすすめします。

ドクターに意見を聞くことができるため、自分のペニスをどうすればよいのか、適切な答えを見つけられるでしょう。