包茎手術の時間はどのくらいかかる?
包茎手術を受けるときに、どれくらい時間がかかるのかわからないから、不安を感じる人は少なくありません。
あまり長くかかるようでは受けるのをやめようと考える人もいますが、手術のやり方や症状によって異なるため、事前にある程度把握しておきましょう。
医療機関や包茎の種類によって多少異なる
すぐにでも治療を受けたいと考える人も多いでしょうが、手術を受ける前に、カウンセリングにどれくらいかかるのかを把握しておきましょう。
カウンセリングで手術を受けるときにどんな方法で行われるのか、手術をした後どうなるのか、アフターケアまで確認することが必要です。
納得した上で手術を受けることが必要となるため、前もって聞きたい部分や不安に思う部分はカウンセリングで必ず確認してください。
質問する長さによって多少異なりますが、一般的にカウンセリングは30分から40分程度で済むといわれています。その後手術を受けて帰宅することになるため、入院をする必要は全くないこと、会社や学校を休む必要はないことを知っておいてください。
なお、ごく一般的に知られる、他の治療と同時に行わない単純な包茎手術の所要時間は、30分から60分です。
医療機関や包茎の種類によって長さが大幅に異なるため、事前に医療機関で取っている手術方法を確認しましょう。
真性包茎やカントン包茎の場合は、仮性包茎よりも多少時間がかかるといわれていますが、症状によっては早く治療ができる場合も少なくありません。
医療機関にカントンや真性の治療に慣れている医師がいる場合は、15分から20分程度で終わる場合もあるといいます。いずれにせよ、単純な包茎手術を受ける場合には、90分から100分程度かかると考えて申し込んでおくと、時間を効率よく使うことができるでしょう。
長茎手術を行う場合には多少手術が異なる
高齢者や肥満によって発生しがちな包茎は、陰茎が体内に埋没してしまい、包皮が余ってしまったことによるものが大半です。
この場合は通常の包茎のように切開手術ではなく、陰茎を支えている靱帯を体内から引き出し、適切な長さに戻すことが必要となります。
包茎の状態によって手術方法は異なりますが、埋没陰茎長茎手術か、脂肪吸引と同時に長茎術を行うか、注射によって陰茎を太く長くするのが一般的です。
埋没陰茎長茎手術という靱帯を体内から引き出す方法、脂肪吸引と切開による包茎の手術を同時に行う脂肪吸引長茎術はそれぞれ40分から60分程度かかります。
陰茎に注射を行って太く長くするリパスと呼ばれる治療の場合には、15分程度で済むため、短時間で治療したい人に人気です。
ただし陰茎の状態によってむいている治療方法があるため、事前に医師のカウンセリングを受け、納得をしてから治療を行ってください。
なお、カウンセリングを含めてトータルで90分から2時間程度かかりますが、入院などをする必要は全くありません。
抜糸が必要な場合には1週間から2週間後に再び医療機関を訪れなければなりませんが、吸収される糸なら必要ありませんので、医療機関に行くのは手術のときだけです。
ただし、不安を感じる場合や、念のため手術後の状態を検診で見てもらったほうがいいと感じる場合には、手術後4日たってから受診してください。
会社や学校に通いながらも治療はできる
手術は30分から60分程度、カウンセリングは30分から40分となっているため、どんなに長くても2時間前後で治療は終わります。
しかし、完治をするまでにはその後1ヶ月前後かかるため、しばらく手術を受けた部分を中心に違和感を覚えることが多いでしょう。
シャワーは患部をぬらさなければ当日から利用できるので、衛生面での不安はあまり感じなくても済みますが、抜糸が済むまで極力触れないようにしてください。
手術後の体調に不安を感じるのであれば、会社や学校を休んでおいたほうがいいといわれていますが、それほど慎重になる必要はありません。
ただし、肉体労働を中心に行っている場合は、体調に不安を感じることによって仕事への支障が出る場合もあるため、1日から2日体を休めましょう。
スポーツなどは1週間くらい控えるべきですが、自転車の運転やバイクも患部に不当な圧迫が懸念されるため、1週間くらい控えてください。
アルコールは医療機関によって抜糸まで控えたほうがいいといわれていますが、手術後4日程度すぎてからなら問題ありません。
これらのことを踏まえて、手術だけではなく、完治するまでには1ヶ月前後の時間が必要となるため、手術を受ける前に理解してから受けましょう。
完治後は治療を受ける以前よりも、陰茎が2から4センチメートル程度長くなっているため、見た目や衛生面だけではなく性行為でも満足感が得られます。
包茎手術を行う場合、会社や学校を休まなければならないと感じる人も少なくありませんが、デスクワークなら休む必要はありません。ただし肉体労働の場合には、患部に不当な圧迫を感じる危険性があるため、1日から2日は休むことを考えましょう。