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包茎手術後の入浴はいつからできる?

包茎手術をした後の手術後について、治療してすぐお風呂に入ることは可能かどうか、温泉に浸かってもいいのかどうかなど気になる人も少なくありません。
治療方法や医療機関によって多少は異なりますが、ごく一般的な意見を見て判断しましょう。

治療方法によってシャワーは翌日から可能

まず、手術方法によっては多少入浴可能となる日数が異なるため、注意が必要です。
湯船に浸かることはできませんが、シャワーを浴びることは比較的早くできるようになるといわれています。
治療方法として挙げられるのが湿潤法と乾燥法の二つです。

乾燥法はかつて外科治療の定番とされる方法で、患部を乾燥させて治療するやり方でした。
患部を乾燥させて治療した方が治りが早いと信じられていたからです。
しかし、傷口が乾燥せず湿っている状態の方が治りが早く、患者の身体にも負担が少ないことが分かってきてから、湿潤法をとる医療機関が増えてきました。

現在、包茎治療を行う医療機関の大半が、湿潤法を採用していますが、稀に乾燥法を取り入れているところがある為、手術を受ける前にカウンセリングでやり方を確認してください。
尚、乾燥法の場合は、シャワーを浴びられるようになるまで8日間かかり、湿潤法の場合は手術してから早ければ翌日、平均的に3日後にはシャワーを浴びられるようになります。
シャワーを浴びられるようになるまでは、水やぬるま湯で湿らせ、固く絞ったタオルで身体を拭くなどで清潔感を保つことをおすすめします。
洗髪は身体を濡らさない限りは問題がないため、着衣のままで行ったほうがいいでしょう。
尚、洗顔は患部と直接かかわりがないので、全く問題ありません。

抜糸してからなら入浴はできる

体内に吸収される糸を使用していない限り、手術後には抜糸が必要となります。
現代では湿潤法を採用している医療機関が多いため、湿潤法での抜糸可能日数の平均は手術後8日程度、対して乾燥法で治療した場合の抜糸可能日数は約2週間です。

それまではシャワーを使うことが必要といわれていますが、シャワーを浴びる場合、包帯をつけたまま浴びることが大切となります。
患部に近い部分はなるべくこすらないようにすることで、患部に負担をかけず、身体をきれいにできるでしょう。
また、身体を洗う時、強い刺激を与える物で洗わないようにしてください。
海綿や綿のタオルであれば柔らかいため問題ありませんが、ナイロンタオルやナイロンを使ったブラシ・スポンジは刺激が強いため避けましょう。
体を洗う時はやさしく、肌に刺激を与えないようにこすってください。
患部をこすることは厳禁です。心配な人は包帯を付けている患部をぬらさないように工夫してシャワーを浴びましょう。
患部は湿ったタオルでそっと拭くか、シャワーのぬるま湯で1分間程度洗うくらいが丁度良いといわれています。

抜糸が終了するまでは入浴を避けたほうがよいといわれているため、多少不便に感じる人も少なくありませんが、治るまでの辛抱です。
ただし、体内に吸収される糸を使って手術を受けている場合には、患部の状態を見ながら水に当てるかどうか判断してください。
抜糸が完了するまで8日間程度入浴を避けたほうがいいといわれているので、抜糸が完了してから、吸収する糸を使っている人も平均的にその程度を目安として湯船に浸かりましょう。

温泉や性行為などは術後どれくらい我慢が必要?

温泉への入浴、またはセックス、オナニーといった性行為は、医療機関によって許可される日数に対して差があります。
医療機関ごとに考え方が異なるため、気になる場合には手術前、カウンセリング時に相談してください。
仕上がりや美しさにまでこだわっている医療機関であれば、患者への負担を最小限で行う場合が多いため、許可が比較的早いところが多いといわれています。

なお、湯船に浸かることは手術後8日程度で可能といわれていますが、温泉に入るのは少々待ってください。
理由として、手術後は患部の状態が敏感になっているため、感染症にかかるリスクが高いからです。
また、性行為が可能となるのが湿潤法では平均2週間後、乾燥法では3週間後といわれています。
そのため、性行為が可能となる日数まで待ってからであれば、問題ないでしょう。
ただし患部の状態によっては2週間や3週間以上かかる場合もあるため、抜糸の時に医師に相談しておくことが大切です。

一番大切なのは患部の感染症を避けることといえるため、患部が雑菌に犯されないように衛生的にすることと、あまり刺激を与えないようにすることといえます。
また、過度な刺激を与えることで出血してしまう可能性も高いため、勃起させるのは避けてください。

湯船に浸かれるようになるまでは多少時間が必要となりますが、10日以内には浸かれるようになることが多いです。
ただし、温泉や性行為などは2~3週間以上待ってからにしたほうが、身体への負担が少ないので必ず守ってください。

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