包茎手術と一緒に屈曲も治療可能?
日本人の60%が包茎だと言うデータもある程なので、人知れず悩みを抱えている方も多いです。
包茎は治療により改善することが可能であり、包茎手術はすでに安全性も確立されています。
男性の象徴である部位の悩みが晴れることは、前向きな気持ちで生活が送れることにも繋がります。
包茎と同じ位悩んでいる方が潜在的に多いと言われているのがペニスの湾曲や屈曲です。
包茎手術ができるクリニックで同じ部位の治療も可能なのでしょうか。できるなら通院の手間も省けるし、恥ずかしい気持ちも軽減できるでしょう。
保険と自費診療の違いと包茎の手術を受ける流れ
包茎と言っても様々なタイプがあり、状態に応じた治療を行う必要はあります。
大別すると全て隠れている真正包茎と自分で剥ける仮性包茎です。
日本人に多いのが仮性と言われおり、どちらも保険を使った治療ができます。
手術は一般的な病院か美容クリニック等があり、それぞれ特徴が異なります。
一般的な病院では泌尿器科等が該当し、保険適応の治療を受けられます。自費診療は美容クリニックや美容整形外科及び美容形成外科になります。
違いは保険を使うか使わないかですが、保険を使えた方が1割から3割の負担なので費用は安くなります。
ならば費用が安い方がいいのではと考えるのは当然なのですが、術式は異なりますので特徴について事前に知っておき選択を検討する必要があります。
それを怠ると後々失敗したと感じる可能性があるからです。泌尿器科や形成外科といった一般的な病院で包茎手術を受ける場合、保険適応で決まった術式で行います。
保険適応になる術式は決まっており、疾病の治癒を目的としているので状態を改善する必要最低限の手術が受けられます。
反対に自費診療では手術跡をわからなく綺麗に仕上げたりと、望む形の結果に向けて病院では受けられない治療を行ってくれます。
違いは疾病の治癒目的か綺麗に仕上げることかといった目的と治療範囲です。
見た目も気にする場合は美容と名の付くクリニックで、包茎であることで病気の予防や性生活の改善のみを考えているなら一般的な病院を利用すると良いでしょう。
病院では診察を受けて状態を医師から説明され治療の方針を伝えられます。その後、日を調整して手術となります。
クリニックで自費診療を受ける場合は男性スタッフがケアに入る様に配慮がされています。男性にとって相談することも恥ずかしい部位ではあるので、その配慮の違いも検討要素となるでしょう。
クリニックの場合は病院の様に突然受診ではなく、先に電話相談して医師との面談日を決めてから受診します。
カウンセラーを配置しているクリニックが大半なので、電話で何回も相談でき、メールでもやり取り可能です。
受診し医師とカウンセリングが行われ、包茎についての悩みやどうなりたいかの希望を伝えます。
クリニックでは意向に沿って治療方法について提案してくれ、重要な料金についても先に知らせてくれます。治療方法や予後、料金に納得できたら同意書に署名して手術日を設定していきます。
治療後もアフターケアがあり、電話で24時間相談できる点も病院とは異なるサービスです。
包茎と並び多いペニスの屈曲や湾曲とは
ペニスの根元からや途中から左右等に曲がっている状態を屈曲ペニスと言います。
上下や左右、もしくはその両方である場合もあり、平常時は目立たないのですが勃起時には著明になります。
生活に支障はそれ程ないのですが、性行為時には工夫が必要で支障をきたしていると言えます。
屈曲や湾曲の程度は個人差があり、その角度によって保険適応可能か否かが決まります。
20°程でしたら適応されず医師から工夫する様にとアドバイスされるだけが多く、90°等明らかに支障をきたすほどの場合は保険適応の治療が受けられます。
ではどの程度から保険適応の治療が可能かと言うと、医師の裁量次第になってしまいますが、45°以上からとも言われています。
修正治療方法は曲がる方向の逆の白膜を縫う手法が主流になっています。病院で医師から手術適応ではないと判断されても、悩みが晴れない方も多いでしょう。
その場合は美容形成外科や美容クリニック等で自費診療になりますが修正治療を受けられます。
糸も目立たない種類で、縫合跡も気にならない程綺麗に治療を受けることができます。屈曲ペニスの原因は握るクセや先天性等色々ありますが、中にはペイロニー病という陰茎白膜の繊維化してしまう病気もあります。
病院で精密な検査を要しますので、自分の原因を知ることも改善方針を決める際には重要な要素であることは覚えておく必要はあります。
包茎と屈曲ペニス両方で悩んでいる場合
包茎手術も屈曲ペニスもある場合、治療は病院か美容クリニックかで受けられはします。
しかし手術を2回する必要があり、通院負担も重なりますので同時に受けられたら楽でしょう。
病院で保険適応の手術を受けられる状態であった場合、保険の兼ね合いから同時治療はできない場合があります。
これは医師の裁量次第の面もあるので、医師に聞くしかありません。逆に自由診療である美容クリニック等では同時治療は可能です。
治療方法は包茎手術と同じ皮膚切開なので、同時に治療することが可能です。費用は両方とも掛かりますが、一度で終えられるので検討の価値は高いと言えます。
同時に手術しても、術後大変と言うわけではありません。共に患部に衝撃を与えない様に安静にして入浴も水濡れ禁止で過ごす等、医師から受ける禁止事項を守るだけです。
1週間後には入浴可能で性交渉等は1か月後なのが平均です。抜糸の有無は溶ける糸を選んだかどうかで異なり、抜糸が必要な場合は2週間後を目途に通院を指示されます。
美容クリニックではアフターケアも充実しているので、気になる場合は無料で診察を受けること事もできるので安心です。
包茎や屈曲ペニスはデリケートな問題であり、相談や改善したくても恥ずかしくて一歩踏み出せない問題ではあります。
しかし受けることで改善でき、悩みから解放されて前向きな生活を送れる様になります。両方で悩んでいる場合も同時に手術を受けられますので、一度の勇気で済ますことができます。