包茎手術後、退院までどのくらい必要?
包茎の手術を受けてから退院できるまでの期間は、年齢によって異なります。
大人の場合は、日帰りになる事が多いです。
しかし子供がその手術を受ける場合、3日程度は入院するのが一般的です。
大人と違って、全身麻酔する事になるからです。
年齢によって入院する期間は異なる
皮がかぶった症状で悩んでいる男性の年齢層は、とても多彩です。
その症状で悩んでいる大人の男性も多いですが、子供も例外ではありません。
大人と子供は、手術の流れも異なる訳です。
基本的に子供の場合は、全身麻酔が必要です。
一度も手術を受けた事が無い子供は、病院にて恐怖感を覚えてしまう傾向があります。
手術を受けている最中に、暴れ出してしまう事も少なくありません。
もちろん局部に対する手術を行う場合、子供が暴れてしまうのは危険です。
万が一の事もあり得るので、全身麻酔した上で手術を行うのが一般的です。
それに対して大人の場合は、わざわざ全身麻酔しなくても問題ないケースが殆どです。
子供と違って、手術中に暴れてしまう事は、極めて少ないからです。
ですから大人の場合は、入院期間は1日限定になるケースが目立ちます。
すなわち当日中には帰宅できる訳です。
現に病院も、日帰り入院という点をアピールしている事も多いです。
しかし子供の場合は全身麻酔になる都合上、どうしても数日かかります。
経過も確認する必要がありますし、3日程度は入院するのが一般的です。
大人に対する手術とその大まかな流れ
では大人が入院する時の流れはどうなるかと言うと、まずは病院に対する予約と相談です。
亀頭に皮がかぶっている症状に関して、病院に相談する事も可能ですし、必要に応じて予約を取る事になります。
病院によっては、24時間相談できます。予約を取ったら、改めて病院に訪問します。
初診時は、医師によるカウンセリングが行われる訳です。
局部の状況を確認し、治療方法に関する説明が行われます。
カウンセリングが完了したら、病院にて手術を受ける訳です。
なお病院によっては、カウンセリング当日に手術を受ける事もできます。
手術が完了すれば、当日に帰宅できます。
わざわざ全身麻酔が行われる事もありませんから、当日中には帰れる訳です。
ただし手術が完了した後は、様子を見る必要があります。
基本的には局部に包帯なども装着しますが、状況に応じて通院する場合があります。
現にあるクリニックでは、手術を受けた翌日の通院が必要です。
万が一の事態もあり得るので、医師が経過を確認するからです。
また1週間後にも、もう一度通院する必要があります。
しかし中には入院後の通院が不要な病院もあります。
通院が必要かどうかは、病院によって異なる訳です。
ただどの病院でも、大人に対して手術を行った時は、数日ほど入院するケースは殆どありません。
ごく稀に、大人に対する全身麻酔が必要で、数日入院する事例はあります。
しかし基本的には、当日中に帰宅できる訳です。
子供への手術とその具体的な流れ
しかし子供の場合は、事情は少々異なります。
具体的には、まず全日入院する事になります。
もちろん宿泊を伴う訳ですが、翌日の手術に関する詳細も、医師から伝えられる事になります。
なお手術前日の段階では、特に食事制限などはありません。
通常通りに食事は摂れます。
そして手術当日は、まず全身麻酔が行われる訳です。
それで医療機関による手術も行われますが、麻酔からさめれば、子供も自然と目を覚まします。
ちなみに子供によっては、手術後に泣き出してしまう場合があります。
しかし、それは痛みが原因なのではなく、手術で興奮しているケースが殆どです。
基本的には問題ありません。
そして施術当日には、慎重に食事を摂る事になります。
全身麻酔になった都合上、万が一の事態もあり得るからです。
手術を受けてから2時間ほど経過すれば、たいていの子供は水も摂れるようになります。
しかし食事は吐いてしまう可能性もありますから、子供の体調を慎重に確認して、食事可能かどうかの判断が下されるケースが殆どです。
もちろん可能だと判断されれば、当日に食べて問題ありません。そして経過を見ながら、数日間は入院し続ける必要があります。
たいていは2、3日程度は入院し続けますが、もちろん医師による診察を受けて、帰宅できるかどうかの判断が下される訳です。
そして帰宅可能であると判断されれば、会計を済ませて帰る事になります。
子供の場合は、たいてい上述のような流れになります。
大人とは状況が異なりますから、どうしても2、3日程度は必要になる訳です。
なお大人と同様に、子供も通院する必要があります。
万が一の事もあり得るので、経過確認のために数回程度通院するのが一般的です。
ですから包茎の手術を受けてから何日程度で退院できるかは、年齢次第です。
手術を受けている時に暴れてしまう事が多い子供の場合、どうしても2、3日程度は入院する事になります。
しかし大人は暴れる事もほぼ無いので、原則として日帰りになります。
ただし、どちらも入院後の通院が必要な事はあります。